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タイトル: 事業計画書を書く意味は?【2006年12月1日投稿】 | 【本文】 当事務所に事業計画書の作成について相談や依頼される方は、
「融資を受けるために事業計画書の作成が必要になったから」
という理由が非常に多いです。 確かに、融資を受けるためには事業計画書の作成は必須のものと言わざるを得ないでしょう。 でも、私が考えるに、ちょっと順番がちがうのかな?と感じています。
“先に事業計画書ありき”だと。。。
どういうことかと申しますと、本来
「事業計画書を作ってみたら、今手持ちの自己資金では
●●●万円の資金が不足すると考えられる。
だから、●●●万円の融資が必要である。」
と、こういう順序になっていなくてはおかしいのでは?と思います。
ですから、融資が必要と思ったときには、ある程度の事業計画書が出来ていて当然かな?と思えるのです。 少なくても、数値関係のシミュレーションは終わっていなくては、そもそも「●●●万円の融資が必要だ。」ということ自体分からないはずなのです。
それでは、事業計画書は何のために書くのでしょうか?
1番の書く意味は、やはり、
「その事業が、事業として成り立つのかどうか?」
ということを検証するということでしょう。
自分の考えている事業の計画を書面に落としてみて、はじめて、事業として成り立つものなのかどうなのかが見えてくるものだと思います。 事業として成り立つものかどうなのかも分からないうちに融資を受けること自体、無駄な借金を増やすだけの結果に陥ってしまい、いずれはあなたの生活自体をも脅かすことになり兼ねないのです。
そもそも、事業として成り立つことが見えていない事業には融資機関も融資はしないと考えたほうがいいでしょう。
実際に、私の事務所にご相談やご依頼される方には、まずは、ご自分で事業計画書を作成することをお勧めしております。 そして、実際に書かれたものを見させていただくと、ほとんどの方はりっぱな事業計画書を書かれてこられます。
頭の中では漠然と事業計画は出来上がっているが、それを効果的に書面に落とす術に不安を持っておられるために相談や依頼をされるということなのでしょう。
でも、頭に中に漠然と思い描いていた事業の計画が、書面に落とすことによって、より戦略的に事業を考えるきっかけになっているような気がいたします。 戦略的に事業を考えることによって、その成果はより拡大するといった効果も得られることでしょう。
当事務所の事業計画書の支援は、そのお客様が書いた事業計画書をより効果的にアレンジを加えるといったスタイルです。 丸投げの作成依頼に関しては、基本的にお断りしております。
2番目の書く意味としては、 やはり、目標の共有化ということだと思います。
これは、社内に対しても社外に対してもです。
同じものさしを持たずに、個々がバラバラな方向に向かっているようでは、なかなか目標到達は覚束ないでしょう。 そこには、どうしてもムリ、ムラ、ムダが生じてしまうからです。
事業計画は、同一目標に向かうための行動指針とも言えるものなのです。 同一目標に向かって、全員が同一目標に向かって努力すれば、その目標の実現時期の早期化にもつながることにもなるのです。
3番目の書く意味としては、 今までのメルマガでお話した「PDCAサイクル」を回す根幹のツールということだと思います。
これに関連する過去の記事は、下記のタイトルのページをご覧ください!
●真の「事業計画」とは?
●事業計画は、「検証」と「見直し」が大事
●「検証」を習慣化するのは?
●「検証」を習慣化するには?その2
4番目にはじめて、 「出資や融資を受けるために事業計画書が必要になる!」ということになるのだと思います。
出資や融資を受けるための事業計画書というのは、あくまでも副次的なものであって、出資や融資を受けるために事業計画書を作成するという発想自体をやめなければならないと思います。
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