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  タイトル: “ど素人”であることを自覚する!【2006年9月18日投稿】
【本文】
起業される方が、まず最初に意識しなければならないことは、
「自分は、経営に関しては“ど素人”である」
ということだと思います。

それは、例えその業界での経験が長いのだとしても、自分で経営をしていないのであれば、それは、やはり経営に関しては“ど素人”であると自覚しておく必要があると思います。
 
何のスポーツでもそうですが、やり始めの頃は、一流選手並みのプレーって絶対に出来ませんよね。
それは、どんな天才的資質(才能)に恵まれた人でもです。
それは、今までそのスポーツに対して、あなたが“ど素人”だったからに他なりません。            
例えば、野球を始めて、自分はピッチャーになろうと考えたとします。

「ピッチングとは、こういう風に投げるんだ!」と教わったとしても、いざ自分で投げてみると、なかなか思うように投げれないという現実にぶち当たります。
それこそ理想のフォームを近づくのに何千球、何万球というピッチング練習を重ねて、やっと、ピッチャーとしての理想のフォームになっていていくものだと思います。

それまでには、幾度となく、うまく投げれない自分に対して
「ひょっとして、自分にはピッチャーとしての才能はないのだろうか?」
と、自問する日もあることでしょう。

しかし、それは決して「才能」がないからではないですよね。
どんな「才能」がある人でも、はじめから理想のフォームで投げれる人なんていないのです。
それは、単に、“絶対量(練習量)”が足りないのに過ぎないことが多いのです

挫折感や焦燥感を乗り越えて、あきらめず練習を積み重ねてきた者だけがピッチャーとして理想のフォームを確立し、そして、生き残っていく可能性があるのではないでしょうか?(あくまでも、これでも“可能性”があるというに過ぎないのです。)

スポーツ選手は、一流のプレーヤーと同じようなプレーが出来るようになるまでには、“絶対量(練習量)”を積み重ねていくしかないことを知っています。
こういうことって、スポーツの世界ではごく当たり前に認識されていると思います。

ですから、少しぐらいうまくいかなくても、すぐに諦めてしまう人は、そうはいないと思います。
しかも、いくら“絶対量(練習量)”を積み重ねても、必ずプレイヤーとして開花するいう保証もないのにです。
もし、そのプレーヤーとなることを諦めるとすれば、相当の“絶対量(練習量)”を重ねたのちに判断を下すものではないでしょうか?

しかし、いざビジネスの世界となるとどうでしょう??

「起業して成功するためには、こういう風にやればいいのだ!」
※これを、とりあえず“成功法則”と呼びますが。。。
というものを学んだとします。

あなたは、その“成功法則”とおりにやれば、すぐにでも成功者になれるんじゃないかと安易に考えてはいないでしょうか?

うまくいかないと、すぐに、
「この“成功法則”は、間違っているのではないか?」
とか
「俺には、この方法は合わない。」
とか
「自分には、そもそも才能はないんだ!」
と、簡単に諦めて、またすぐに違うことに手を出すということを繰り返してはいないでしょうか?

ここで、まず認識しなければならないことは、あなたが、成功者のやり方をそのままやっていると思っていたとしても、本当は、そのとおりにやり切れていないということが多いということです。

言い換えれば、成功者の成功法則と全く同一条件でその方法を試していないということです。
全く同一条件ではないというのは、それを実施した時期でもあるでしょうし、その方法の具体的な内容の相違であることもあるでしょう。

うまくいかなかったとすれば、それは単に、あなたがその方法を試したときの「内容」や「時期」等が悪かったということを証明した一つの事例に過ぎないのです。

つまり、失敗が何らかの条件が異なっていることに起因していることが多いのです。
※これが、単に成功の方法を学んだり、ツールを駆使するのではなく、その方法の根となる基本を学ばなければならない、と言われる所以だと思います。

それにも関わらず、簡単に「このやり方はだめだ!」と結論付けてしまい、また違う方法を摸索するといったことを繰り返してしまうのです。
少し、時期をずらせば、また、少し内容を変えていればうまくいったかもしれないのにです。
 
それでは、なぜ成功法則と同一条件で実施できないのでしょうか?
それは、あなたが経営者として“ど素人”だったからに他なりません。

“ど素人”だから、自分では同じようにやっているつもりでも、実は全く同じようにはやり切れていないからなのです。

野球のピッチャーで言えば、理想のフォームで投げているつもりでも、実際には、理想のフォームに到達していないということです。

起業家は、経営者として“ど素人”であることを自覚し、成功者からその法則を学び、その実施を繰り返す(行動し続ける)ことによって、はじめて自分の成功法則として身になることを自覚しなければならないと思います。

それは、あたかもスポーツ選手が、選手として一流となっていく過程と何ら変わりはないのです。

つまり、うまくいかなかったのは、経営者としてその方法を試すことの“絶対量(行動力)”が足りなかっただけかもしれないということです。

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